スタッフブログ

2026-07-07 13:36:00

【コラム】私は職人たちを『世界』に連れていきたい28歳

こんにちは

企画・デザイン担当のまなです。


今回のブログは私の自己紹介も兼ねたものにしてみようかと思います。

 

こちらは九州・福岡。
株式会社オモトコーポレーション。

創業17年の石鹸製造会社です。


石鹸製造メーカーといっても、基本的に99%は企業様からの【OEM】という形で成り立っています。
さらにそのOEMも、4年前までは特定の取引様方からのご依頼のみ。

 

時は遡ること、10年前。
18歳の私は大学でデザインを学びながら、アルバイトのデザイナーとして今の会社で働き始めました。

工場とオフィスを行き来しながら、お客様と会って商品開発をする。そんな日々。

 

ふと私は、工場スタッフの技術力の高さを見て、「このまま企業案件だけではもったいないよな」

なんて思ったりしながら。


そのまま就職して数年が経った時、とある衝撃が私を、この世界を襲いました。

 


「コロナウイルス」


この時の影響は、製造業である私たちにも大きなダメージとなりました。

なぜなら、当時の私たちは“特定のお取引先様からのOEM依頼”に

大きく依存していたからです。

 

世の中が止まり、店舗が閉まり、人の流れが消えたことで、当然ながら多くの商品も動かなくなりました。

 

「このままではいけない」

そう強く感じました。

そして、私は改めて工場を見渡したんです。


そこには、長年石鹸を作り続けてきた職人さんたちの技術。
普通ではできない加工。

自由な発想を形にできる製造力。

他の会社にはないものが、たくさんありました。だったら——

“自分たちで発信してみよう”

そう思ったんです。


世間のみなさまに、

「まず私たちのことを知ってほしい。」
「職人の技術や遊び心を知ってほしい。」
“どこにもない石鹸会社を作ろう”そう決意しました。

 

そして『洗顔石鹸』の常識を超えることを目標に、仮想のブランドをスタート。
(これがなぜ仮想なのかは次回の記事で明かされます)
https://www.instagram.com/mana_omoto.staff/

 

画像
数千種類作ってきたほんの一部

これが見事に成功し、今ではただの洗顔料の域を超えたユニークな石鹸の依頼が全国から舞い込んでいます。

 

いいんですよ。
アパレルブランドが石鹸を商品化しても。
アニメのキャラが石鹸とコラボしても。

 

そんなこんなで現在28歳となった私(Instagram中の人でもあります)は、社内でも取締役という立ち位置に抜擢していただいています。


インスタに載っている石鹸は

すべて私がデザインしたもの。
いわば石鹸プロデューサーです。
この世界に石鹸プロデューサーという職業がないのなら、私がその第一人者になりたい。

そうも思っています。

 

だけど一番大事なことって石鹸をプロデュースすることでも、デザインすることでもなく、それを忠実に具現化してくれている職人さんたちの技術力なんですよね。

画像
指示書とそれを忠実に再現した実物


今でも毎回驚かされます「こんなものまで石鹸で作れるの?」
そんな発見の連続です。

こんなに技術力と知識を持った職人集団がいることが弊社の一番の強みであり、財産なんだと思います。

私はそんな“作りたい”を形にしてくれる職人さんたちと一緒に、もっと新しい世界へ行きたいと思っています。

私たちは、「見た目が可愛いだけ」では終わらせません。

可愛い見た目に癒されながら、スキンケアそのものも楽しむ。


石鹸の「夢」を乗せているのです。

 

と、長くなりましたが、
こんな私にしかお届けできない

魅惑の『石鹸沼』


これから皆様をどんどん石鹸の世界へと…。

次回は、今回少しだけ触れた
“仮想ブランド”についてお話ししようと思います。

それではまた、石鹸の世界でお会いしましょう。

2026-06-19 10:16:00

【コラム】工場長が「もう一回作ろう」と言った日

こんにちは。企画デザイン部のマナです。

今日も”魅惑の石鹸の世界”へようこそ。

 

 

弊社の石鹸工場では不思議な光景によく出会います。

先日もそうでした。

 

とあるご依頼の石鹸(OEMという)を試作していた時のことです。

弊社では毎回、試作品が完成すると、使用感を試すために社内でモニターを募集します。

 

file_000000005f3472079be04fe2aa35fe53.png

(↑モニタースタッフによる感想)

 

出来上がった試作品は色も綺麗。

透明感もある。泡立ちも問題ない。

しばらく使用してしてみると、肌のピリつきもなかった。

 

IMG_7298.jpeg

(↑試作品1)

 

すると工場長が一言。

 

「もう一回作ろう」

 

え?」

「どこがだめだったんですか?」

 

 

石鹸作り17年。

職人の世界には時々、説明できない感覚があります。

この時、歴10年以上の職人たちも何かとは説明できないが、なんとなく違和感をおぼえたそうです。

 

もちろん、なんでも感覚で作っているわけではあありません。

配合も記録しますし、温度も測ります。成分も管理します。

正直、化粧品を扱う仕事というのは書類三昧です。

 

でも最後の最後、数字では表せない部分があります。

 

透明感の出方。光の抜け方。泡の質感。

もちろん洗い上がりの感覚も。

 

そういうものを職人は見ています。

これは機械では絶対にできない領域だと思っています。

 

何を隠そう弊社は「機械化を一才していない完全手作業の石鹸工場です」

 

しかも、製造数は毎月4万個越え。

全て手作業でやるには。業界の方々に驚かれる数字です。

 

IMG_3717.jpeg

(↑一つ一つ手で磨く職人たち)

 

その日も結局、石鹸は作り直しになりました。

 

試作を担当したスタッフは「ほとんど変わらないのでは?」と思っていたそうです。

 

ところが翌週、完成した石鹸を見て驚きました。

前回より明らかに綺麗だったのです。

 

IMG_5836.jpeg

(↑試作品2)

 

透明感が違う。

存在感が違う。

清涼感が違う。

同じ石鹸なのに別物でした。(実物はもっと向こう側が透けるように美しいのですが、工場の撮影技術とはこんなもんです)

 

そして使用感も格段に良くなっていました。

「さっぱりするのにツッパらない」

まさに私たちが目指す使用感、オモトコーポレーションらしさが詰まっていました。

 

 

石鹸は不思議です。

毎日使う消耗品なのに、作る側は作品のように向き合っています。

 

だから工場では、納得のできる商品ができるまで妥協をしません。

クライアント様に胸を張って、オリジナル商品を自分のものにして欲しいからです。

 

少しでも気になることがあればやり直します。時間も手間もかかります。効率だけを考えるなら、もっと楽な方法はいくらでもあります。

 

でもそれが私たちが17年間やってきた「職人技」であると思っています。

 

機械では再現できないものは必ずあります。

今日も工場では、誰かが「なんか違う」と言いながら、より良い石鹸を目指しています。

2026-06-12 10:25:00

【コラム】 日々の研究

こんにちは。工場長の渡邉👩‍⚕️です。

私たちの工場では、日々さまざまなOEM製造のご相談をいただきます。

透明感のある石鹸、
鉱石のような質感、
繊細なグラデーション、
スイーツのようなデザイン、
香りや泡立ちへのこだわり。

OEM製造は、お客様ごとに求められるものがまったく異なります。

だからこそ私たちは、
「決まったものを作る技術」だけではなく、
“新しい要望に応えられる技術”を磨き続けることを大切にしています。

石鹸はシンプルに見えて、とても繊細な製品です。

温度や湿度、
原料の配合バランス、
攪拌の速度、
固めるタイミング。

ほんの少し条件が変わるだけで、
透明感や質感、泡立ちまで変化します。

そのため現場では、
「もっと綺麗に透明感を出せないか」
「この色味を安定して再現できないか」
「デザイン通りに完成しているか」
といった研究や検証を日常的に行っています。

試作品を作る中で、
「これでも十分綺麗にできている」
と思える段階まで仕上げていても

私たちはそこで終わりません。

もう少し透明感を出せないか。
もっと理想の色味に近づけないか。
手に取った瞬間の印象を、さらに良くできないか。

細かな違いかもしれませんが、
100%納得できる仕上がりになるまで、
何度も試作と調整を繰り返しています。

一見すると同じに見える石鹸でも、
実際にはその裏側で、何度も配合や工程を見直していることも少なくありません。

その積み重ねが、
幅広いOEM製造に対応できる技術力につながっていると感じています。

また、技術力というのは、
単に“作れる”だけではないと思っています。

「どうすれば理想に近づけるか」
「もっと面白い表現はできないか」
を考え続ける姿勢も、
ものづくりには欠かせません。

お客様の頭の中にあるイメージを、
できる限り形にしていく。

そのために私たちは、
現場全体で技術を磨き続けています。

これからも、
「こんな石鹸を作りたい」
という声に柔軟に応えられる工場であるために、
日々研究と挑戦を重ねていきたいと思います。

2026-06-08 10:42:00

ありがたい職場🙏

お久しぶりです。

スタッフのいずみんです🙋‍♀️

 

雨が続いて石鹸に大敵の梅雨がやってきました。

製造、保管にとても気を使う季節です。

そのような時期に私は先月、尾骶骨(びていこつ)を骨折して休職中😓

スタッフの皆さんにはご迷惑おかけしております🙇‍♀️

申し訳ない気持ちでいっぱいですがみんな優しくてお見舞いの連絡をくれます😊

 

先日、工場長とマナさんがお見舞いに来てくれました。

仕事の事は気にしなくていいから無理せず休んでねと労ってくれてさらに美容成分たっぷりよ💜と福利厚生の石鹸も頂きました。

 D5302FDA-6B84-4B40-8659-B209141FF3DE.PNG

成分まで聞いてないけど濃密泡で肌に密着するので摩擦レス、清涼感があり洗い上がりはサッパリなのにつっぱらない、化粧水の浸透良しの使用感で「さすがです」としか言えない石鹸でした🧼

 

休んで迷惑かけてるなか思いやりが身に染み本当に嬉しく思います🥹

(あぁ早く復帰して一緒に働きたい。)

完治したらとにかく会社に貢献する思いで働きます💪

2026-06-05 13:54:00

【コラム】“ただの石鹸”では終わらせない、私たちの石鹸OEM。

OEM

「“ただの石鹸”では終わらせない。」売れるOEM石鹸には、“物語”がある。

そう考えています。

 

こんにちは、企画デザイン部のまなです。

OEMに関するコラムのような記事も第2回目となりました。

 

 

「オリジナル商品を作りたい。」

そう思った時、最初に悩むのが、“どこにOEMを頼むか”ではないでしょうか。

・小ロットでできるのか
・本当に理想通りになるのか
・安っぽくならないか
・知識がなくても大丈夫なのか

 

実際、石鹸OEMは「作れる会社」はたくさんあります。

でも、“ブランドとして記憶に残る石鹸”を作れる会社は、実はそこまで多くありません。

 

私たちが大切にしているのは、ただ石鹸を製造することではなく、

「そのブランドらしさ」を一緒に作ること。

実際のOEM例も挙げながらお話ししていきます。

 

こちらはスキンケアブランド様ご依頼の化粧石鹸。

IMG_6973.jpg

当初いただいだご要望としては「ナイアシンアミド配合の透明石鹸」を商品化したいということ。

透明石鹸は弊社の一番の得意分野。ここは自信があります。

ナイアシンアミド配合というのも、実際に何件も成立させている商品があるのでここもクリア。

 

では、もう一要素。『この石鹸の世界観は?』

お話し合いした時に出てきたのが「ちょっとした贅沢のような煌めき」というワード。

そこでご提案したのはマイカパウダーを使用することでした。

マイカパウダーとは鉱物から取れる、非常に細かいラメのような成分。

ほんのちょっと配合するだけで驚くような煌めきが現れます。

IMG_6579.jpeg

 

この煌めきは弊社の「透明石鹸」の特色ならでは。

この美しい石鹸にはクリスタルソープという商品名がよく似合う..。

まさにクリスタルのような煌めき。

今ではシリーズ商品として、ローズクオーツアクアマリンといった宝石になぞらえた名前の商品がどんどん誕生しているのも、このブランドの『世界観』と言えるでしょう。

IMG_6831.jpeg

 

このようにOEMのご相談をいただいた時は、
まず“どんな想いで商品を作りたいのか”を丁寧にお伺いしています。

・どんな人に届けたいのか
・どんな世界観を表現したいのか
・どんな使用感を求めているのか
・高級感を重視したいのか
・SNS映えを狙いたいのか

同じ「石鹸」でも、
ブランドによって求める答えはまったく違います。

だから私たちは、テンプレートのように作るのではなく、一件一件、寄り添いながら試作を進めています。

 

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...